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そろそろ衣替えの時期です  ~夏物衣類をしまう前に~

 晴天が続いて空気が乾燥するこの時期は、衣類などにカビや虫が付かないように、日光や風に当てる「虫干し」にも最適と言えます。そして10月は夏物の衣服を冬物に替える更衣(衣替え)の時期ですが、10月はまだ冬物衣料が必要ではないし、年2回の衣替えではしまう服も出す服も多くなり大変です。まずは夏から秋本番へ向けての衣替えを行い、次に秋から冬物への衣替えと予定を立てて行ってみませんか?

 衣類を収納する前に、衣服に付着している汚れを完全に落とすことが大切になります。 衣類の汚れや皮脂は、時間の経過とともにシミや黄ばみの原因となり落とすことが難しくなります。そればかりか、衣類の害虫やカビの発生源となってしまいますので見落とさないようにしましょう。そして、長期間保存する衣類の洗濯は、風呂の残り湯で洗わないようにするのが無難です。それは、溶け出したたんぱく質が黄ばみの原因になるからですが、残り湯を使用したい時は、すすぎの際にはきれいな水を使用するようにし、すすぎ回数を1回増やすといいでしょう。

 洗濯は、必ず、衣類についている洗濯表示を確認してから行いましょう。夏物は白い衣服も多く、汗によるシミや、食べ物のシミなども目立ちますので、念入りなチェックとお洗濯が必要になります。気になるシミや汚れは、自分で洗える繊維であれば、その箇所をもみ洗いし、洗濯機で他のものと一緒に洗います。落ちにくい場合、漂白剤をぬるま湯で薄めた液につける、つけ置き洗い(30分~2時間)が良いでしょう。女性は衣類に化粧をつけてしまうことがよくありますが、台所用洗剤で汚れた箇所をふき取ってから洗濯すると落ちやすくなるのでおススメです。ただし、ご家庭での染み抜き処理は、繊維によって輪ジミができることもあるため、必ず洗濯表示を確認してから行って下さい。ご家庭で洗えないものや大切な衣類は、信頼あるクリーニング店にお願いしましょう。クリーニングから戻った衣類はビニールをはずし、湿気を取り除いてから収納します。また防虫剤を使う時は注意書きをよく読んでから使いましょう。

 

 衣替えの習慣は平安時代の宮中行事から始まったそうで、今も続いている習慣の一つです。衣類は自分を守ってくれるだけでなく、季節を楽しみ、愛着も感じさせてくれる大切なアイテム。 また気持ちよく夏を迎えられるように、綺麗にしてしまっておきましょう。楽しかった思い出とともに。

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