夏の睡眠不足の解消のひとつに入浴があげられますが、確かに日本人は湯船につかるのが大好きです。
湯船につかることは、温熱効果や水圧効果から血流が良くなりますし、浮力もあるので、体の緊張がほぐれます。特にぬるめの入浴は脳からα波が出ることで気持ちを落ち着かせてくれますのでストレス解消にもなります。
夏場は、みぞおちあたりから足までつかる半身浴でゆったりと20~30分くらい入るのが、リラックス効果も高まるのでおススメです!
ただし、お酒を飲んだ時の入浴は避けましょう。心拍数や脈拍数も増えた状態での入浴は心臓に負担がかかり大変危険だからです。夜お酒を飲んだ時は、翌日、熱めの朝風呂にすると交感神経が活発になるので、スッキリ目覚め、頭も冴えます。
また、ご高齢者の一番風呂は良くないとよく耳にしますね。それは肌への刺激が強いからなのです。
でも一人暮らしなどの場合一番風呂は避けられません。
そんな時におすすめなのが、お塩を入れて塩湯にすること。大さじ1杯ぐらいの塩を入れると、なめらかなお湯になって肌触りもよくなりますし、お塩には皮膚の老廃物や脂肪を取り除く効果もあるので美肌効果も。
ただし、皮膚に塩分が残っていると逆に肌を痛めてしまうので、上がり湯で丁寧に塩を洗い流しましょう。塩湯にした浴槽も、しっかりと洗い流すことをお忘れなく。